多少歯並びが悪くても、次第に慣れてしまうこともあるかと思います。
どのような歯並びだと矯正歯科治療を受けるべきなのか、そもそも矯正歯科治療を受ける基準は何なのか?また、矯正歯科治療を行うことでどんなメリットがあるのかなど、矯正歯科治療の必要性についてご紹介します。
矯正歯科治療の必要性
かみ合わせが全身に及ぼす悪影響
- 肩こり
- めまい
- 頭痛
- 鼻づまり
- 腰痛
- 耳鳴り
- 顎関節症
- 目のかすみ
歯並びが悪いとどうなる?
歯並びが悪い事によって、歯ブラシの毛先が隅々まで届きにくく、磨き残しが発生しやすくなります。よって歯垢や歯石が溜まり、虫歯や歯周病、口臭を引き起こしやすくなるでしょう。
噛み合わせが悪いことで、食べものがよく噛めないと、消化器官にも影響を与えます。噛み合わせが悪く咀嚼回数が減ると、唾液の量が減り、消化不良の原因になるだけでなく、口腔内の汚れが溜まりやすくなり、口臭の原因にも繋がります。さらに症状によっては、「さ行」や「た行」の発音がハッキリしないなど、発音に影響を与えたり、噛み合わせが悪いことで、左右どちらかで噛む偏咀嚼のクセがつき、顔が歪んでしまうなどの影響も考えられます。
精神面にもいい影響をもたらす矯正歯科治療
歯並びにコンプレックスを抱えていると、口元を気にしてしまい笑顔を出しにくかったり、人前に出ることに抵抗を覚える方も多いでしょう。
また発音が不明瞭な場合は、人前で発言したり、人との会話に抵抗を覚える可能性も高くなります。
矯正歯科治療というのは、ただ単に歯並びをキレイにするものではなく、機能的な面に加え、精神面にもいい影響をもたらすと考えます。
歯並びを整えると、よく噛めるようになり、硬いものでも食べやすくなったりするでしょう。歯磨きもしやすくなり、日々のケアをしっかり行えるようになることで虫歯や歯周病の予防につながり、口臭予防も期待が出来ます。このような機能的な面はもちろん、口元は顔の第一印象に繋がるため、そこのコンプレックスが解消されると自分に自信が持てるようになります。口元を気にせず人との会話や食事を楽しんだり、人前で発言することに抵抗がなくなることも考えられるでしょう。